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ボトックスとは、そもそも治療法の名前ではなく、A型ボツリヌス毒素製剤(ボトックス、Botox)のことを言います。ボトックスは、日本国内で近年、美容外科業界において「エラ取り」や「しわ取り」の目的でボトックスが使用されています。
ボトックス、すなわちボツリヌス毒素は、ボツリヌストキシンとも呼ばれ、当初ボトックスは、兵器や医学としての研究が進められていました。ボトックスには、筋肉を動かす神経を麻痺させることにより、筋肉を弛緩させる効果があります。
ボトックスに関しては、医療用医薬品として、斜視に対し極めて微量のボツリヌス毒素が使用されたのを初め、現在ではボトックスが様々な疾患に用いられています。ボトックス(Botox、A型ボツリヌス毒素製剤)は、日本国内において、1996年に眼瞼痙攣、2000年に片側顔面痙攣、2001年に痙性斜頸の適応で保険扱いとして承認されています。
ボトックスは、美容外科業界において「しわ取り」の目的で使用されていますが、そもそも「しわ」とは皮膚がたわむことによって生まれます。ボトックスには、筋肉を弛緩させる効果があるので、このボトックス独特の効果で皮膚をぴんと張ることによって”しわを作れなくしてしまう”のです。そこで、ボトックスによって筋肉を弛緩させることにより、”小顔(エラ取り)”になる治療法が生まれたのです。ボトックスでえらを取って小顔になる治療法を、【エラボトックス】と呼んでいるクリニックもあります。
ボトックスは、欧米では10年近い使用実績があり、しわ取りとしての認可がボトックスに下りている国もあります。ボトックスによる「エラ取り」「しわ取り」には、ボトックス注射(ボトックス注入)の治療法が多く採用されています。
| エラボトックス | -
ボトックス注射とは、ボトックスが持つ、筋肉を動かす神経を麻痺させることにより、筋肉を弛緩させる効果を利用し、このボトックスを注射することによって様々な美容外科的処置を施すことを言います。
ボトックス注射でもっとも注目されている効果は、注射1本でしわを改善したり、小顔を作ったりできるという点です。このボトックス注射が見出される前は、しわの改善方法として、「フェイスリフト」などといったメスを使用した大掛かりな処置方法しかありませんでした。
ボトックス注射に関して、現在、世界の数多くの国で信頼を集めているのが、アラガン社(Allergen)が開発し、FDA(米国食品医薬品局)で認可を得たボトックス(Botox、A型ボツリヌス毒素製剤)です。ボトックスは、2002年にFDAに認可されてから美容目的の利用が爆発的に増加し、販売元のアラガン社は、ネット上でも堂々と「ボトックスコスメティックス」というサイトを立ち上げ、広く世界中の美容外科医の認知を得ることになりました。
このようにボトックス注射としてしわ改善、小顔に効果があると言われているボトックスですが、「ボトックス」という名称は、アラガン社の登録商標で、商品名となっています。
他社の安価なボツリヌス毒素製剤をボトックスとして、販売、提供しているクリニックもあり、ボトックスとしては、不純物が多く含まれている、効果が弱いなどの問題点が指摘され、その安全性が問われています。中にはボトックスの類似品として、中国製のボツリヌス毒素製剤をボトックスとして提供しているところもあります。
ボトックス注射の施術前には、治療費が極端に安くないか確認し、アラガン社の「ボトックス」であることを確かめる必要もあるでしょう。
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